はじめのお話
ai sasaki
熊山
© ai sasaki
岩木山へ。遠足へ出かけよう。
津軽の人々はずっと岩木山を見て暮らしてきた。
山は昔から麓で生活している人々に多くのものを与え、そして、人々は山を大切にしてきた。
僕たちは岩木山の麓へ、そこで暮らす人々をめぐる遠足へ出かける。
子供の頃、遠足から家に帰ってきたときに、出かける前と違わないはずの風景に少し違った印象を受けたことを覚えている。変わったのは風景じゃなくて自分だった。自分が少しだけ大きくなったような気がした。
遠足は、今でも僕たちのいつもの生活を新たな発見として感じさせてくれる絶好のチャンスだ。岩木山は、生きていく上で大切にしたいこと、失いたくないものを考えてみるきっかけを与えてくれるだろう。

懐かしくも新しい未知の世界が僕たちを待っている。
さあ、バスに乗って遠足へ出発だ。

岩木遠足ディレクター豊嶋秀樹 (gm projects)